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(昨日)劇団四季ミュージカル「ウィキッド」大阪公演ソワレ観劇 [ウィキッド]

 昨日は、大阪四季劇場で公演中の劇団四季ミュージカル「ウィキッド」大阪公演ソワレを観劇して来た。

 座席は1階S席7列目右ブロックであった。千秋楽間際とあって、熱狂的なファンが客席を埋め尽くし、カーテンコールでは1階席はオールスタンディングの状態となった。

 キャストは、
グリンダ:苫田亜沙子さん
エルファバ:江畑晶慧さん
ネッサローズ:勝間千明さん
マダム・モリブル:白木美貴子さん
フィエロ:北澤裕輔さん
ボック:金田暢彦さん
ディラモンド教授:前田貞一郎さん
オズの魔法使い:飯野おさみさん

【男性アンサンブル】
須永友裕さん
根本健一さん
上川一哉さん
成田蔵人さん
田井 啓さん
山田真吾さん
賀山祐介さん
清原卓海さん
内海雅智さん

【女性アンサンブル】
織田なつ美さん
間尾 茜さん
栗城 唯さん
齋藤さやかさん
柏谷巴絵さん
小澤真琴さん
石野寛子さん
花田菜美子さん
増山美保さん

であった。


 苫田さんは、高音が出にくいようで、全般的に台詞も含めて、低音気味に発声していた。これが、逆に作用して、ドスが効いて迫力あるグリンダが出来上がっていたのは、大変興味深かった。声が出にくいこともあってか、芝居はいつもより熱く、総じて印象的な仕上がりであった。あとは、正式な台詞ではない小芝居の部分で、ボックに追い回される際に、露骨に嫌がって「嫌」と何度も言っていたのも、なかなか衝撃的で面白かった。

 江畑さんは気迫の歌唱で、大阪公演開幕当初を思い出した。

 北澤さんは、長期連投に関わらず、若干の高音部の支障だけで済んでおり、正直なところ大変驚いた。

 勝間さんのネッサローズは、乙女の心模様を細やかに演じている。ボックの偽りの告白に、輝くような笑顔で心から喜ぶ姿は、不憫としか言いようがなく、思わず胸が詰まった。


 この「ウィキッド」大阪公演は、2月13日で千秋楽を迎えることになっており、関西圏では、しばらく公演されることはない。

 この作品は、善良なるものが邪悪なるものと評され、邪悪なるものが善良なるものと評されるような不条理がこの世には当然のように満ちていること(この世そのものの邪悪さ)を示し、そのカラクリを、あられもなく、私達観客の前ににさらけ出す。
 そのうえ、登場人物の誰ひとりとして、絵に描いたような幸せが得られないという、お伽話ではない現実的な厳しい世界が描かれており、まさに身も蓋も無い。
 客観的に見れば主人公のエルファバとて、身体の自由が効かなくなったフィエロを連れて、見ず知らずの土地に赴かねばならない。波乱のない人生であろうはずはない。しかし、何故か私達観客は、オズの国を人知れず立ち去るエルファバとフィエロの後ろ姿に、確かな幸せの姿を見出だす。

 おそらく、幸せは授かるものではなく、自らの心の在り方や物の見方の中で育むものであると、この作品は私達観客に告げている。登場人物達は皆、柔軟な心の在り方や物の見方をわきまえてさえいれば、おそらく本当の幸せを得ることが出来た人達なのだ。


 今改めて振り返れば、この作品には、絶対的な善人も、絶対的な悪人も登場しなかった。
外面を飾り、人気取りにばかり気を取られ内面をおろそかにしてきたグリンダ
曲がったことは断じて許せない融通の効かないエルファバ
人一倍物事に深い思慮を持ちながらも、その思慮が深すぎて、結局は優柔不断にも見えてしまうフィエロ
女性の表面的な美しさに目を奪われ、内面の美しさを見抜けないボック
過保護にされた幼少期を引きずり、自立した女性になりきれず、つい周りに依存してしまうネッサローズ
有能であるがために権勢欲に駆られてしまうモリブル学長
人気があったがために能力に見合わない権力を握ってしまったオズ陛下
・・・皆欠けた部分を抱えるが故に、愛すべきキャラクター達だった。

 この作品を通じて、この1年4ヶ月間、本当に色んなことを考えさせられ、それぞれの役の人生を自らの人生に照らし合わせてもきた。今、千秋楽を前に思うことをグリンダの台詞を借りていえば、「そりゃパーフェクトな人達だなんて思っちゃいないけれど、それでも私には彼等が必要」だとはっきり言える。この愛すべきキャラクター達は間もなく我が大阪の地を去るが、新天地福岡でのご活躍を心からお祈りしたい。


ミュージカル「ウィキッド」劇団四季版

ミュージカル「ウィキッド」劇団四季版

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)
  • 発売日: 2008/07/23
  • メディア: CD


↑劇団四季オリジナルキャスト版(エルファバ:濱田めぐみ、グリンダ:沼尾みゆき)


ウィキッド 5周年記念スペシャル盤

ウィキッド 5周年記念スペシャル盤

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2009/01/21
  • メディア: CD


↑ブロードウェイ版(付録のCDに各国でのキャストによるナンバーが入っている)
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(昨日)劇団四季ミュージカル「ウィキッド」大阪公演ソワレ観劇 [ウィキッド]

 昨日は、大阪四季劇場でロングラン公演中の、劇団四季ミュージカル「ウィキッド」大阪公演ソワレを観劇してきた。

 座席は、1階S席2列目センターブロックのほぼ中央、上手寄りであった。

 主なキャストは、
グリンダ : 山本貴永さん
エルファバ : 木村智秋さん
ネッサローズ : 勝間千明さん
マダム・モリブル : 原田真理さん
フィエロ : 北澤裕輔さん
ボック : 伊藤綾祐さん
ディラモンド教授 : 前田貞一郎さん
オズの魔法使い : 松下武史さん


【男性アンサンブル】
須永友裕さん
町田兼一さん
齊藤 翔さん
斎藤准一郎さん
成田蔵人さん
坂本 剛さん
賀山祐介さん
田中宣宗さん
三宅克典さん

【女性アンサンブル】
服部ゆうさん
間尾 茜さん
西浦歌織さん
齋藤さやかさん
光川 愛さん
小澤真琴さん
石野寛子さん
花田菜美子さん
増山美保さん

であった。


 今回特筆すべきは、山本さんのグリンダが、深化していたことである。今月3日に拝見した時より、高音部も伸び、声量も増していたように思う。土曜日ソワレでこれだけの歌声であれば、もはや不安はない。
 また、演技にも余裕が生まれており、細かい役の造り込みがはっきりしてきた。具体的にいえば、群衆のエルファバへの批判的な反応にさざ波のような動揺を見せるようになっている。また、第二幕の「この幸せ」では善い魔女として生きてゆこうとする悲壮な決意も感じさせた。
 また、彼女の持ち味でもあるが、表情が実に細やかであり、単なる喜怒哀楽に留まらず、優越感や敵意や嗜虐心、猜疑心といった表現しづらい複雑な感情が表情に巧みに組み合わされ、織り交ぜられていくのには、脱帽である。今回も目が離せなかった。

 次に、勝間さんのネッサローズであるが、第二幕の演技に熱が入ってきている。ボックを失いたくないという気迫が今回は感じられ、目には光るものも見受けられた。
 誤解を恐れずにいえば、ネッサローズは第一幕での可憐さとのギャップを第二幕で示すことで観客を震え上がらせることに存在意義がある。今後、勝間さんがどこまで女の情念を表現し、観客を震え上がらせることが出来るのか、楽しみである。

 原田さんのマダムモリブルも前回観た時よりもメリハリが効いて、凄みが増しており、今後が楽しみである。

 北澤さんのフィエロは、いつもながらハズレがない。長期連投でもこの安定感は素晴らしいの一言に尽きる。

 木村さんのエルファバは最後のグリンダとの別れの場面が実に優しくて、繊細に演じていると思う。このことについては、今年4月10日の日記にも同じことを書いている。今回も同じ印象を持った。



 なお、私事ながら、前回のウィキッド観劇時は、職場の同僚のご家族が亡くなり、急遽観劇後通夜に赴くことになり、今回は観劇前に私の親戚の訃報に接し、観劇後の今日、葬儀に参列してきた。
 実際に死者に哀悼の意を表する立場になった時に、この演目を観ると、悪い魔女の死を群衆が喜ぶオープニングとエンディングに、何だか無意識に身を固くしてしまう。次回の観劇は、心から楽しめると良いのだが・・・。


ミュージカル「ウィキッド」劇団四季版

ミュージカル「ウィキッド」劇団四季版

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)
  • 発売日: 2008/07/23
  • メディア: CD


↑劇団四季版です。
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劇団四季ミュージカル「ウィキッド」大阪公演マチネ観劇 [ウィキッド]

 今日は大阪四季劇場でロングラン公演中の劇団四季ミュージカル「ウィキッド」大阪公演マチネを観劇してきた。

 座席は、1階4列目センターブロック上手側。いわゆる前日予約席である。

 今日は、2階席の両サイドブロックを中学生と思しき団体が占めており、後方客席の反応が熱かった。

 なお、今日の公演は、全般的に音が遠く、音響的には迫力に欠けた。とりわけ、「シズ大学」の場面は違和感が大きかった。

キャストは、
グリンダ:山本貴永さん
エルファバ:江畑晶慧さん
ネッサローズ:勝間千明さん
マダム・モリブル:白木美貴子さん
フィエロ:北澤裕輔さん
ボック:金田暢彦さん
ディラモンド教授:前田貞一郎さん
オズの魔法使い:飯野おさみさん

【男性アンサンブル】
清川 晶さん
町田兼一さん
齊藤 翔さん
松尾 篤さん
田井 啓さん
坂本 剛さん
品川芳晃さん
田中宣宗さん
三宅克典さん

【女性アンサンブル】
織田なつ美さん
間尾 茜さん
西浦歌織さん
齋藤さやかさん
光川 愛さん
小澤真琴さん
花田菜美子さん
伊藤典子さん
増山美保さん

であった。


 正直なところ、今日は、新たにグリンダ役にキャスティングされた山本貴永さんを観に出掛けた。

 グリンダ役は、その歌の難しさからも声楽出身の俳優に有利な役であることは、論を俟たない。山本さんは、非声楽出身者であり、歌に芝居が勝つ俳優さんであるため、どのように演じるのかが気になった。

 歌については、冒頭の場面で高音を長く伸ばすところは未だ苦しそうであったし、「ポピュラー」ではテンポの取り違いもあってヒヤリとさせられたが、その他は無難にクリアされていた。

 芝居については、善い魔女としての「公」の人格を表に出している時は、グリンダ本来の「私」の人格が殆ど顔を覗かせないように感じた。沼尾さんのグリンダが諦感で公私を貫き、苫田さんのグリンダが断ち切りがたい親友への思いで公私が満たされていることを思うと、これまで観て来たのとは、一味違うグリンダであると感じた。
 彼女ならば、エリザベートやエビータのような社会的には強いと思われている女性の表と裏を陰影も鮮やかに的確に演じ切るだろう。

 なお、ネッサローズ役で当たりを取った熱い芝居はグリンダ役となっても健在であった。第一幕終幕間近の「自由を求めて」の場面では、目に涙をためて親友の決意を聞き、第二幕後半では、涙ながらに親友との今生の別れを惜しむ。終幕に向けて次第に熱を帯びる舞台に、前方部客席では、至る所からもらい泣きの鼻をすする音が聞こえた。

 今はまだ模索の段階と思われる山本さんのグリンダであるが、今後キャラクターが固まってくれば、ネッサローズの時のような強烈な破壊力をもって、我々観客の心に迫ってくるような予感がする。


 そして、山本さんに代わってネッサローズ役を務めている勝間千明さんであるが、

 可憐であり、その年代の少女が持つ清々しさを湛えている。しかし、そのためか、第二幕の「東の悪い魔女」の場面では、ボックを失いたくないという執念というか怨念のような気迫や悲壮感はあまり感じなかった。ただし、ボックとの関係の破綻が決定的となった後も、なお、ボックの前では美しくあろうとして、鏡を覗き込む姿は、観る者の憐れを誘った。


 次に、今回驚く程の好演を果たしたのは、マダムモリブルの白木美貴子さんであった。マダムモリブル特有のアクは控え目だが、メリハリが効いており、マダムモリブルの化けの皮が剥がれる場面で、グリンダに向けられる「お嬢ちゃん」の一言には思わず背筋が寒くなった。


 ストーリー面で今日注目したのは、終幕間際、ドロシーの放ったバケツの水にエルファバが溶けてしまった後、グリンダが遺されたウィッチハットを愛おしそうに抱きながら歩く場面である。

 このウィッチハットは、グリンダがエルファバに与えたいわくつきの帽子であり、そのまま形見に持ち帰るものと思いきや、グリンダの手により再び元の場所に寸分違わず据えられ、それを目印にフィエロはエルファバとの再会を果たすのだ。
 おそらく、グリンダがそのウィッチハットを抱いたとき、彼女はエルファバの仕掛けたからくりの全てを見抜いていたのだろう。エルファバの生存も、そのウィッチハットがフィエロとエルファバの再会と二人の未来を約束するものであることも。
 グリンダはエルファバが水に溶けないことを知っており、ドロシーがバケツの水を浴びせたくらいで死んだとは思わなかった。しかし、エルファバの居所を敢えて暴かず、彼女の象徴であるその帽子をそっと抱いて、惜別した。

 グリンダは、一世一代の恋と無二の親友を敢えて手放した。しかし、全ては真にエルファバとフィエロのことを想っての決断だった。先程まで繰り広げられていたキャットファイトのような勝ち負けで物事を判断する世界観や、最初にフィエロとのデートの約束を取り付けた時のような小賢しさや、「ポピュラー」でエルファバに説くような外面を飾るテクニックや・・・そういった彼女の来し方の全てが色を失ってしまうような、本当の愛の重さと輝きを知ったのだ。

 「悪い魔女はもう現れない」・・・民衆にグリンダが高らかに告げるその言葉が指す「悪い魔女」とは、実は過去の彼女そのものであり、この宣言は、彼女自身の内なる邪悪さへの勝利を謳い、自らの今後を戒めるものに他ならない。
 彼女は、民衆のエルファバへの「悪い魔女」との謗りを自らの過去への謗りとして受け止め、エルファバが彼女の中で輝き続ける限り、彼女がオズの世界を永遠に輝かせ続けるのだ。

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劇団四季ミュージカル「ウィキッド」大阪公演マチネ観劇 [ウィキッド]

 今日は、大阪四季劇場でロングラン公演中の劇団四季ミュージカル「ウィキッド」大阪公演マチネを観劇してきた。

 座席は、1階8列目センターブロックの下手の端、所謂前日予約席であった。

キャストは、
グリンダ 沼尾みゆきさん
エルファバ 樋口麻美さん
ネッサローズ 山本貴永さん
マダム・モリブル 原田真理さん
フィエロ 北澤裕輔さん
ボック 伊藤綾祐さん
ディラモンド教授 前田貞一郎さん
オズの魔法使い 松下武史さん

【男性アンサンブル】
清川 晶さん
根本健一さん
齊藤 翔さん
松尾 篤さん
成田蔵人さん
山田真吾さん
村澤智弘さん
田中宣宗さん
内海雅智さん

【女性アンサンブル】
織田なつ美さん
間尾 茜さん
西浦歌織さん
孫田智恵さん
柏谷巴絵さん
小澤真琴さん
花田菜美子さん
荒木 舞さん
増山美保さん

であった。

 主要キャストでは、グリンダ、エルファバ、マダム・モリブル、オズの魔法使いが初見であった。

 今日の観劇は、オリジナルキャストの沼尾みゆきさんのグリンダと、「ウィキッド」大阪公演の製作発表記者会見に出席されながら、登板の機会がなかった樋口麻美さんのエルファバを観に行ったと言っても過言ではない。

 これまで観て来た、苫田さんのグリンダ(陽)-江畑さん、木村さんのエルファバ(陰)という構図に比べて、沼尾さんのグリンダは陰、樋口さんのエルファバは陽にそれぞれ振れていて、コントラストよりも調和が図られているように感じた。原田真理さんのマダム・モリブルのアクが控え目なことも相俟って、一層そう感じられた。

 各キャラクターの織り成すコントラストが緩やかな分、グリンダの苦しみやエルファバの怒りといったものが明確に伝わって来たのは、新たな発見であった。

 沼尾さんのグリンダには、落ち着きとある種の諦観を感じる。彼女は群集がエルファバを謗るのを諦めの目で見ている。ただ、その目の奥には、深い苦しみと悲しみが込められている。第二幕の「この幸せ」で、良い魔女であり続けなければならない過酷な運命を悲壮な覚悟で受け入れる場面など、落ち着きの中に内面の葛藤の激しさを感じさせる瞬間が時折あった。一方の苫田さんのグリンダは、エルファバが悪い魔女に仕立て上げられたことを終始諦め切れてはおらず、時折、苦悶を垣間見せる。どちらが正しい訳でも間違っている訳でもないが、この点は大きな相違であろう。

 樋口さんのエルファバは、第一幕はとにかく陽気である。だが、場を追うに従って、陰の部分と凄みが増して来る。陽気に隠された陰の部分が返ってエルファバの来し方の悲哀を際立たせているようにも感じる。また、迫力のある歌唱で、とりわけ「闇に生きる」は、恐ろしい程決まっており、まさに圧巻であった。

 相変わらず、山本貴永さんのネッサローズには外れがない。第二幕前半は、ネッサローズのためにあるといっても過言ではないが、また今日も心を奪われてしまった。

 ネッサローズは、父には愛されたが、その父は亡くなり、運命の人と信じたボックの心も実は自分の元にはなかった。失意の彼女をエルファバも救い切れず、遂に最期はマダム・モリブルの手で恐怖と孤独のうちに惨殺される。
 一方のエルファバは、少女時代こそ、全くもって不遇であるが、最終的には、互いのありのままの姿を愛し愛される得難い伴侶を得て新天地へと旅立つ。

 結局、「誰にも愛されぬまま独り死んでいった」(誰も弔わない:No one mourns)哀れな魔女とは、実はネッサローズのことではないかと思えてしまう。ウィキッドの登場人物の中で最も報われない運命を懸命に生きた彼女を、今日も心の中で弔って帰ってきた。

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