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(11月1日)劇団四季ミュージカル「ジーザス・クライスト=スーパースター」大阪狭山公演ソワレ観劇 [ジーザス・クライスト=スーパースター]

11月1日は、SAYAKAホールで開催された劇団四季ミュージカル「ジーザス・クライスト=スーパースター」大阪狭山公演ソワレを観劇してきた。

キャストは
ジーザス・クライスト:神永東吾さん
イスカリオテのユダ:芝 清道さん
マグダラのマリア:観月さらさん
カヤパ(大司教):金本和起さん
アンナス(カヤパの義父):吉賀陶馬ワイスさん
司祭1:佐藤圭一さん
司祭2:中橋耕平さん
司祭3:真田 司さん
シモン(使徒):佐久間 仁さん
ペテロ(使徒):五十嵐 春さん
ピラト(ローマの総督):青井緑平さん
ヘロデ王:下村尊則さん

【男性アンサンブル】
小野功司さん
中村 伝さん
東 泰久さん
安東 翼さん
光田健一さん
深堀景介さん
鈴木智之さん
坂口大和さん
沢樹陽聖さん
頼 雅春さん
田口 暉さん
久保亮輔さん

【女性アンサンブル】
持田紗希さん
原田真由子さん
柴田厚子さん
高木千晶さん
金 友美さん
園田真名美さん
花田菜美子さん
蒼井 蘭さん
山本詠美子さん
田端史夏さん
田橋愛子さん
富樫知美さん
であった。

 実は、今日は芝さんのユダを楽しみにしていた。私がまだ劇団四季に関心がなかった頃、フジテレビ系ミュージックフェアの劇団四季特集(2004年放送)で偶然芝さんのユダを見て度肝を抜かれた。これまで幾つかの役で芝さんを拝見しているが、ユダは未見であり、まさに10年越しの念願が叶った思いであった。今日の芝さんは、高音は控えめでロングトーンは短めに切っていた。長期の全国ツアーをシングルキャストで乗り切るための工夫かと思われる。

 今日のもう一つの楽しみは、名演の呼び声高い下村さんのヘロデ王であった。こちらは、出番が限られていることもあってか、その声量と迫力を大いに堪能出来た。一度退団された方なので、まさか観る事が出来るとは思いも寄らなかった。

 初見の神永さんのジーザスも如何にもこの役を演じるには最適な年代であるし、やや線が細そうなところといい、前評判どおりよく嵌っておられると感じた。

 同様に初見の観月さんのマリアであるが、ストレートな歌唱が印象的で、マリアの立場からすれば、このような表現方法もあり得ると感じた。

 作品全体としては、やはり主題が重いので、単純なエンターテイメントとは言い難い部分もあるが、逆にスケールダウンして認識すれば、我々の日常でも目にするかも知れない物語であるとも言い得る。この作品を日常の中での物語だと考えたときに、それぞれの役の立場に思いを巡らせれば、きっと違う景色が見えてくるのであろうし、また翻れば、その方法論で以って、今自分自身が身を置いているコミュニティーや組織を再認識すれば、大いに社会人として容易ならざる社会を生き抜くヒントになる作品であるとも感じる。
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